データ作成注意
データ作成時の注意事項(必ずお読み下さい)
当社では完全データをいただくことで、低価格のサービスをご提供させていただきます。原稿に不備があると印刷できない場合や、思った通りに印刷されない場合があります。その場合、当方では一切責任を持てませんので、データのチェックは確実にお願いいたします。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
印刷上不具合のあるデータであることが判明した場合は、お客様にデータの修正をいただき、再度正しいデータをご入稿いただく必要があります。お客様は二度手間になる上に、納期が伸びざるを得なくなる場合があります。このような事態をさけるため、以下のチェックを確実に行なってください。
弊社ではIllustrator ~10.0・CS〜CS5、Photoshop 〜7.0・CS〜CS5での作成を推奨しております。
(※お客様がお持ちのバージョンでご入稿下さい。ダウンバージョン保存をした際で起こるトラブル
(レイアウト崩れ、フォント体裁の崩れなど)は一切責任を負いません。)
その他のアプリケーションをご使用になってのご入稿の際に起きたトラブルは、当社では保証致しかねます。
また弊社ではQuarkXPressやWord、ExcelなどのOffice系の入稿は承っておりません。ご了承下さい。
印刷する原寸サイズでデータを作成してください。
注文サイズと異なるデータですと、印刷に進めることが出来ませんのでご注意ください。
尚、弊社ではサイズ変更は一切行っていません。
イラストレーターのドキュメント設定を必ず高解像度に設定して下さい。
これを中か低解像度のまま入稿すると、グラデーションや透明機能は周りに白い縁で印刷されます。
必ず高解像度に設定して下さい。
特色の印刷は基本的にお受けしておりません。
特色印刷(ゴールドやシルバー)のご注文以外で、特色を使用してデータを作成した場合、
印刷機ではCMYKの4色のみでフルカラーを再現しますので、それ以外のカラーは最終的にCMYKに置き換えられます。
特色やカスタムカラーを使用されると思い通りの出力結果が出ないので必ずCMYKでカラー調整をお願いします。
また、画面上ではRGBの光でモニターに画像を表現しますので、モニター上の色と印刷時の色はかなり異なります。
また、データ作成の最後には、カラーモードを必ずCMYKモードの設定に変換して下さい。変換後は、必ず色調を調整して下さい。
RGBでご入稿の場合は、自動的にCMYKに置き換えられますのでご注意ください。色にこだわる方には色校正(費用別途)を行うことをおすすめします。
特色やカスタムカラーを使用されると思い通りの出力結果が出ないので必ずCMYKでカラー調整をお願いします。
アートボードはデザインより大きく設定して下さい。
● 新規で作成を始める時に、ファイル→新規→新規ドキュメントで設定します。
● 作業の途中で気づいた時は、ファイル→ドキュメント設定で設定します。
ファイル名称は全て半角英数字で保存してください。日本語でファイル名を作成しないでください。
文字化けが発生しリンク切れする場合があります。
また001.epsのような単純なファイル名は使用しないでください。
弊社のコンピュータ内に同じ名前のファイルが存在する場合、間違ってリンクする可能性があります。
●基本的に入稿できる印刷データは3種類です。
1)イラストレーターデータ→「.ai」(イラストレーター.epsデータに変換する必要はございません。)
2)フォトショップデータ→「.eps」
3)pdfデータ→「.pdf」
※イラストレーターデータ「.ai」では配置している画像はすべて埋め込んで下さい。
※リンクする場合はすべて画像データを同じフォルダにいれないとリンク切れになります。
※印刷データと見本データを入れる場合は必ずファイル名を区別して下さい。
原稿サイズの端(断ち仕上げの位置)まで印刷イメージがある場合は、必ず3mmの塗り足しを作成してください。
断裁時にズレが生じます。塗り足しが無い場合、断裁時に用紙の端に白い紙色が出てしまう場合があります。
◉塗り足しとは?
塗り足しとは、断裁時の刃先の微妙な流れに影響されたり、紙の収縮などが原因で断裁ズレを想定し、
仕上がりサイズより3mm外側まではみだすようにデータを作成することです。これを「ヌリタシ」と言います。
画像・線・図形など仕上がり線にかかるものは全て延ばす・拡大するなどしてヌリタシを上下左右3mmずつ付けてください。
文字がアウトライン化されていませんと文字化けを起こしフォントが正しく表示されず、印刷に進めることが出来ません。
それを防ぐために全ての文字をアウトライン化してください。
アウトライン化により、文字情報が全て図形化されるので、書体のない環境でも、形を崩さずに出力することができます
仕上がり線に実線を絶対に使用しないでください。
下記のように仕上り位置を実線にて設定されますと、印刷した際にその線が印刷されてしまいます。
また、断裁時の若干のズレにより線が見える部分と見えない部分がでてきてしまう恐れがあります。
データチェック対象外です。
※仕上がり入りはガイドライン(定規の機能)にてご確認くださいませ。
必ずガイドにて加工の指示をお願い致します。
パスや実線で作成されている場合、弊社ではそのまま印刷させていただきますのでご注意下さい。
画像を製作する場合は印刷時のサイズで製作し、解像度を350dpi に設定してください。
画質は入力時点での解像度で画質が 決まりますので、低解像度から高解像度に数値を上げても画質は向上しません。
低い解像度で入稿した場合、見えない/読めない結果になります。
解像度に関してはお客様の任意となりますので、原則的にチェック対象外になりますのでご注意ください。
149dpi以下のデータはトラブルとなりやすいため、印刷をお断りすることがございます。
■350dpiは印刷に最適な解像度です。
文字や断裁で切れては困るデザインなどは、実寸より3mm内でデザインして下さい。
まれなことですが断裁時に1mm〜2mmずれることがあります。
実寸ギリギリに配置されますと、断裁時に文字やデザインが切れてしまうことがあります。お気をつけ下さい。
データ上、"隠す"コマンドを使用した場合や非表示レイヤーがある場合は、原則的にデータチェック対象外となっております。
もしこの「隠す機能」を使用されている場合、予期せぬエラーが発生したり、表示されて印刷される可能性がございます。
そのようなトラブルが発生しないように必ず不要なオブジェクト、レイヤーは削除してください。
ロックされているオブジェクト又はレイヤーはトラブルの元になりますので、必ずすべてのロックは外して下さい。
印刷しないつもりでロックするのもトラブルの原因となります。データチェックの時に、全て外して印刷いたします。
※レイヤーのロック、オブジェクトのロックの両方です。
入稿していただいたデータに天地の指定がない場合は、弊社の基準で天地を合わせて印刷させていただきます。
天地指定がある場合は、必ずトンボの外側に表記して下さい。
※表裏で印刷が縦位置、横位置と異なる場合や、折加工が入る印刷等は特にご注意ください。
テキストを入力しようとして中断すると、テキストは入力されていないのに、テキスト情報だけがオブジェクトとして存在する
"空テキスト"が作成されます。この"空テキスト"はアウトラインの対象とならないのでテキスト情報のみが残り、出力時にフォントが存在するというトラブルになります。
その為、フォントをアウトラインした後、以下の方法でフォントがすべてアウトラインされていることを確認してください。
<文字→フォントの検索・置換>または<選択→オブジェクト→テキストオブジェクト>。
必ずフォント情報は全て削除しておくようお願いいたします。また余分なポイントも削除してください。
<文字→フォントの検索・置換>または<選択→オブジェクト→余分なポイント>
画像をリンクの状態のまま作業を進めていると思いますが、入稿する時は必ず画像を埋め込んで下さい。
画像を選択してから、画像を埋め込みまたは、メニューバーに表示される埋め込みのボタンを押して下さい。
トラブル防止のため、オーバープリントのチェックは外して下さい。
オーバープリントの設定の有無は、データチェックの対象外となります。
いかなる結果が生じましても弊社では一切責任を負いかねます。
使用される際は自己責任が原則となっておりますのであしからずご了承ください。
リッチブラックは、CMYKの4色を重ねて黒を表現します。スミベタは、K100%で表現します。
4色部分にスミベタをのせると、4色部分が浮き出て見えてしまいます。これを、"のせ"と言います。
4色部分が浮き出ないようにするには、リッチブラックをのせて下さい。
C40% M40% Y40% K100% ぐらい(但し、280%以下)に設定していただければ、ムラのない黒を表現できると思います。
写真の上にスミベタをのせても、"のせ"になります。お気をつけ下さい。データチェック対象外です。
Photoshopで作ったデータをlllustratorで使用する時の注意点です。
例えばPhotoshopで作成したデータの背景が黒とします。lllustratorで最終データを作成、背景を同じ黒にする時ですが
lllustratorとPhotoshopの色は同じではありません。
印刷時に段差(色の濃さの違いなど)が出ることがあります。
このような場合は、Photoshopで両方の背景を作成して下さい。
画面上やプリンターではわかりませんのでご注意下さい。データチェック対象外です。
線幅は、0.1pt 未満の場合は出力されません。また、線が「塗り」の状態でも出力されません。データチェック対象外です。
紙や機械の特性上、断裁時に1mm~2mmずれる可能性がございます。
その際、仕上がり線内側の1〜2mmで作成されている枠のデザインは目立ちやすいのでご注意下さい。
その場合はデータチェック対象外とさせていただきます。
枠のデザインは仕上がり線内側3mm以上にしていただくことを推奨致します。
断裁は細心の注意を払って行っておりますが、機械や紙の特性上1mm〜2mmずれる場合がございます。
弊社規定上対応出来かねますので、ご了承ください。
弊社は、特急印刷をサービスの大きな柱としてお仕事をさせて頂いております。
それぞれの紙の特性により、乾燥に必要な納期を設定させて頂いておりますが気象条件等により、
十分な乾燥時間が得られないことがございます。
その為、上記のような裏移りが発生することがございます。
特に、
* 220kgマットコート紙
* 90kg/110kg/135kgマット紙
*180kgマット紙
*220kgミラーコートゴールド
などは、紙の特性からも裏移りがしやすい紙質となっております。
また、仕上がりの縁に色の濃いデザインをされますと高確率で裏移りが発生します。
弊社では、裁ち落とし線内側5mm内の裏移りに関しましては再印刷、返金対象外とさせて頂きます。
予めご了承下さい。
『裏移りの原因と対策』
主因は、インキの乾燥が不十分なところに断裁時に圧力を加えることにより起こるものです。
どうしても裏移りを完全に避けたいお客様には裏移り対策として、「合紙」をお勧めいたします。
「合紙とは」印刷物、一枚ずつの間に他の紙を挟み込んで断裁することをいいます。
これによってほぼ裏移りを防ぐことができます。
納期;通常納期プラス1営業日(日・祝含まず)
料金;サイズに関わらず1枚@20円(最低料金¥5,000)
ご入稿いただいたデータに、万一不具合があった場合には、直ちにお客様にご連絡させていただき(主としてメールでのご連絡となります)、
修正の上再度データをご入稿いただく形となります。(※弊社では一切データの修正は行っておりません。)
Illustratorで透明、ドロップシャドウなどの機能を使用した場合や
Photoshop上でバックを一部、透明化(消去)しているpsd・pngデータ、透明化が生きている画像などを埋め込んでいる場合、
正常に印刷されない場合があります。
そのような特殊効果で加工したい場合はPhotoshopでデータ統合したものをご利用下さい。
イラストレーターではこの機能は使用しないでください。使用する場合は、必ず画像の埋め込みと文字のアウトラインを行ったあとに、トンボ以外の出力範囲すべてのラスタライズを行って下さい。
ただし、このように設定していただいても、データの作成の仕方や特色使用などによっては、正常に機能しない場合があります。
こちらはデータチェック対象外となりますので、使用される場合は自己責任となります。ご了承下さい。
画像割れが発生した場合の例
画像割れの一例はこちらです。原則的にこちらの例もデータチェック対象外になりますので、ご了承下さい。
画像をクリックすると大きく表示されます。
Illustratorで効果機能を使用したデータの作成方法
1、透明効果やドロップシャドウを使用された場合は、まず入稿データの文字データをすべてアウトラインし、
画像をすべて埋め込んで下さい。
2、トンボ以外の印刷データをすべて選択した後に「オブジェクト」→「ラスタライズ」を選択します。
3、解像度→「その他」400dpi、背景→「透明」、オプション→アンチエイリアス→「アートに最適」
※他のチェックボックスははずしておいて下さい。
4、これで、入稿データが1枚の画像化されたデータになります。
jpgの確認プリントはお客様から頂いた入稿データの刷り上がりのレイアウト見本として使用させて頂きます。
無い場合、印刷を進めることができない場合もございますのでご了承くださいませ。
※但し、あくまで簡易チェックとなりますので、1文字1文字の文字校正や写真の内容まで詳しくチェック致しませんのでご了承下さい。
※確認画像のファイル名はかならずわかりやすくしてください。(「mihon.jpg」や「kakuninjpg.jpg」、「sample.jpg」など)
フライヤー印刷ではPDFでの通常入稿もお受けしております。
ですがPDFの作成方法はソフトウェア別に異なります。
イラストレーターでのPDFデータ入稿に関してはサポートは可能ですが、
それ以外のソフトで作成されたPDFデータのデータ作成方法やガイドラインはサポートできません。
ここではPDFデータに変換した後のチェック方法をご紹介致します。
※なお、この方法は簡易チェックであり、文字の埋め込みと仕上がりサイズの確認方法のみです。
完全な印刷用データができると保証するものではありません。
PDFデータを作成後、必ずAcrobatでPDFを開いてエラーなどがないかを確認をしてください。
イラストレーターからの印刷用PDF変換について
イレストレーターからPDFに書き出す場合は必ず弊社規定の書き出しをお願いしております。
詳しくはこちらの手順にそってご変換下さい。
PDFデータ簡易チェックガイド
PDFデータのご入稿の前に簡単にできるチェックをお客様でもお願いしております。
チェックにはAdobe Acrobat Readerをご利用下さい。
Adobe Acrobat Reader のダウンロード(無償)はこちらから
PDF版はこちらから
必ずこちらの注意事項も確認下さい。
1)データを開く→プロパティを選択
Adobe Readerを起動し、ファイルの中の プロパティ をクリックします。
2)概要からデータサイズをチェック
「概要」を選択し、下部にある「ページサイズ」がご注文のサイズと
データサイズが一致しているかを確認して下さい。
※ページ(ドキュメント)サイズについて
塗りたし含めないデータサイズの場合は塗りたしなし(縁なし)印刷として扱わさせていただきます。
(※白場が出る場合がございます。)→データチェック対象外となります。
塗りたしを含めたデータの作成例
例:A4(210x297)mm仕上がり希望で
内側3mmが断裁されます。その場合は白場が出ません。
3)フォントが埋め込まれているか(埋め込みサブセットになっているか)をチェック
PDFデータご入稿の際の注意事項
ご入稿の際は以下についてお約束事項・注意事項とさせていただきます。
・弊社では現状簡易チェックでの印刷のみ対応致しております。
・塗りたしが無い状態であったり、写真が荒く印刷される(※1)
・基本的にRGBカラーになっているものがほとんどなのでCMYKカラーに変換されて印刷されます。
※写真の色合いがモニターで確認しているものとは異なります。
・体裁やデザインが若干崩れる可能性がございますので必ず、レイアウトの見本として仕上がり(プレビューの)スクリーンショットを同じフォルダ内に入れていただく。
・必ず下記PDFデータ簡易チェックガイドに即してお客様側でもチェックをお願いしております。
・PDFデータをイラストレーターのデータに配置は行わないで下さい。必ず不具合が発生します。
・ご入稿の際、情報入力ページの特記事項に必ず「何で作成したPDFデータなのか」をご記載下さい。
※1 officeなどからのpdf出力・変換は、印刷用データとして想定されたものではありませんので、
画像などは印刷に適した解像度で出力されません。
画面上で奇麗に見えていたとしましても、実際の印刷物では粗い仕上がりになる可能性がございます。
(ただし、配置した画像を50%程度小さくするなどで解像度があがるソフトもあります。
また、保存時に画像のプリセットで「高解像」という設定で書き出すことを推奨します)
予めご了承頂きますようお願いいたします。)
※オフィスデータでのご入稿ガイドラインのご案内は対応できませんので、ご了承下さい。
※PDFデータの場合一切弊社では修正できませんのでご了承下さい。
※フォントが埋め込みサブセットになっていたとしても若干環境により体裁が変わります。
※正しい出力をするためにも、カラープロファイルを埋め込まないで下さい。
プロファイルが埋め込まれていますと印刷時に不具合が起きる場合があり、正確な色分解が行われません。
※インデザインもしくはイラストレーターで作成されたpdfは上記注意事項は例外とさせていただきます。
(ご不安な方は予めお問い合せ下さい。)
※ご入稿時、確認用のスクリーンショットかjpg画像を添付して下さい。